学んでいない時間・考えることをやめた時間

ここまでの僕の大学3年間

楽しい楽しいダイジェストを振り返ります(※嘘です)

 

 

大学に入って1年も経つと

ぼんやりだけど

 

大学に何しにきてるんだろう

 

と思うことが増えていた。

別に人が嫌いとかそういうことじゃなくて

友達が全然いない、もうやだ

とかじゃなくて

 

単純に

大学の先にあるものが

全然見えていないことに薄々気づいていた。

 

ぼやーっと考えて続けているうちに

2年になって、めちゃくちゃ堕落した。

正直、え?留年するんじゃね?くらい成績悪かった気がする。

でもまあ、なんだかんだ進級した。

 

3年になった。

じつは2年生になってから自転車競技を始めていた。

当初は周りに知っている人なんてほぼ0人みたいなところから始めたけれど、そのうち学外で一緒に走る友達ができて、時間が経つにつれて社会人の知り合いや、実業団の方、大学のサイクリング部の人とも走るようになっていた。

 

一方でインターンもしてみた。

学部的には全然カンケーない職種。本当、その場の勢いで始めた。

 

余談だけど

過去に中学で生徒会をやっていたことがある。

当時、副会長とかいう名ばかりポジションに就いていたのに、全く仕事のできない人間だったことが心の隅っこに、しこりみたく残っていて、実はこのインターンもちょっとしたリベンジマッチみたいな感じだったのかもしれない。

 

結果からいうと

リベンジは叶った。

 

相手の時間をもらって企画をするということ

お金に値するだけの価値を想像すること

自分自信の作業効率を上げることに捉われず、周りの人の歩調、仕事速度、適正、人間性を把握するために、自分以上に周りを見渡すこと

何かやるなら、自らがファーストペンギンとなること

 

とにかく多くを”学んで”いた。

そんな経験が、僕にあることを自覚させた。

 

 

インターン先では仕事柄、起業家の方達と話す機会が多かった。

そんなときに気づいた。

「なんだろう、この人たちキラキラしてんな〜」

って。話を聞いているとこっちもワクワクしてくる。

 

 

そして、ふと

1年生の時から感じていた違和感が

くっきりと輪郭を持ち始めた。

 

大学で何一つ学んでいる気がしない

 

思った。

僕はいま大学で学んでるんじゃない。

覚えてるだけだ、って。

 

気づいてしまった。

頭の中にただ知識が積まれていくだけの時間。

考えることが止まっている時間。

 

そういえば、

僕はこれからどうするんだっけか

進級して、

研究室に入って

院試受けるの...?

受けて、入れたら、

修士とって、そのあとは?

就職?メーカーとかかな...?

 

いや、待てよ

 

そんなの全然望んでないわ。

僕、こんな生き方したかったんだっけ?

大学で眠たい講義受けて単位をとることが目的なんだっけ?

あれ?そのあとは?そのあとは?

 

おい、何がしたい、自分。

 

何をしているとき

僕はキラキラできる?

 

何を話している時

周りまでワクワクさせられる?

 

考えろ。

考えろ。

 

いつの間にか自分を見失っていた。

大学に入ってから、大学の中での僕の時間は止まっていた。

 

もうやめよう、自分を殺す生き方は。

考えよう、自分が自分でいられる道を。

 

そんなことを考え始めたのは、ちょうど大学3年生の後期の講義が始まって1週間くらい経つ頃でした。

 

(続く...?)